成人式が終わり、早くも2026年・2027年の成人式への振袖活動”振活”が始まっている。
先日、驚いたのは、中学生で早くも振袖を購入したという方、、どこまで早まっていくのか恐ろしくもある業界だ、、
とは言え、晴れの日を美しく着飾って迎えようという、それはワクワクするものです(^^♪
さらに、着物というものは、着る人だけでなく、その周りの人をも笑顔にできるのが素晴らしいですね。
今年のお客様は、市外から札幌の成人式にご出席。
「えー！この振袖がこんな風になるなんて！
先生にお願いして良かったです。
前撮りより苦しくない！この帯揚げ素敵～ぃ♪」
（帯揚げは、礼装用の白にレースを縫い付けて制作したもの）
お支度開始からご出発まで、終始お褒めの言葉を浴びせられ、恥ずかしくもあり”悦”でもあり。
ご一緒にいらしたご祖母様も感心しながら、昔との違いを楽しみ、着付け風景をご覧になってくださいました。
やはり、コーディネートから関わらせていただくのは、お客様も私自身も双方、喜びが何倍にも感じられる。
今回ご成人のお嬢様のお姉さまにと、数年前にリサイクルショップで振袖のセットを購入したというこのお客様。
前撮りは、お嬢様がお住まいの京都にて、パックプランでの撮影。クールなイメージがお好みで、白と黒コーデの振袖を選ばれた。
お手持ちの振袖は、深いグリーン。二世代、いや三世代？ほど前を感じさせる金茶系の帯に赤の帯揚げ、、、
それをどうにかお嬢様のお好みに合わせてスタイリングしてほしいという依頼からスタートした。
遠方であるため、全てがLINEでのやりとり。
まずは、振袖一式の写真を見せていただく。お嬢様のお写真をいただく。
そして、カウンセリング。普段のお洋服の好み（ブランドや色柄など）を伺い、どんなイメージで振袖を着用したいかを確認。
ご予算も。
そこから、イメージに合ったスタイルをご提案。
今回は帯が古さを感じさせるものだったので、着物以外総取替のコーディネート。
ご本人のご意見も伺いながらセレクトをしていく。リサイクルを上手く活用しながら。
メルカリやヤフオクといったネット上の中古市場には、良い品がお手頃価格であふれているのでそれを利用。
マッチしそうなものをみつけては、お知らせし好き嫌いをジャッジしてもらう。
探し方をお伝えし、ご本人にも検索してもらい好きなものがみつかったら、そのURLを送ってもらう。素材や価格の妥当性・コーディネートに合うものかを私が見定める。
そんな流れで一式を揃え、当日のお支度。
履物は、お草履の予定だったが、急遽、ブーツにしたいとのことで着丈を調整。
やはり、着せるまでが重要。どんなに素晴らしいコーディネートでも、着方までがマッチしていないとスタイリングは完成しない。これが私の持論です。
もちろん！首からしただけでは×××。ヘアスタイル＆メイクアップまでトータルで○○○。
”着付け”の奥深さ。
イマドキ’着付け’は、苦しくない＆着崩れしないは当たり前（最低限）。
襟合わせや帯の位置など、着方で個性を表現できるのも着物の楽しみ・面白味のひとつ。
似合わないと敬遠する色柄でも、着方で似合わせられることも。
二十歳の振袖は、ともすれば、人生一度きりの着物体験になる人もいる昨今。
コーデを考える時間、お支度の段階も含めて、佳き思い出になってくれることを願って関わらせていただいております。
コーディネート＆スタイリングのご相談を承っています。
お母様の振袖がある、古い物だけど着られるだろうか？
予算に合わせて成人式を整えたい！など、
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