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ネットで着物ショッピングーチェックすべき8つのこと

10月に入り、過ごしやすい気温になりました。

この時期って、着物を楽しみうやすい季節ですね。

 

突然ですが!(笑)

私、もっぱら購入やレンタルのオススメはネットでございます!(^^)!

新品にしても中古にしても品揃えが豊富で、手に入れやすい価格帯ですから

どんなものがあるか、観ているだけでも楽しくて

時間を忘れて没頭しちゃいます(;^ω^)

 

実は

着物の中古市場、今が最も在庫が多い時代とも言われています。

これから、高額の着物を購入される方がどんどん減っていけば、おのずとリサイクルされるものも減っていく

ということですね。

最近のリサイクル着物ーひと昔前の中古キモノのイメージとは、だいぶ変化していると思います。

 

ここ数年、私自身、フリマサイトやオークションなどでリサイクル着物を買って着ることが多いです。

先日も、ヤフオクにて着物2枚と帯1本の合計¥10,000でGET!

ワクワクする良い買い物が出来ました。

そこで!私が中古着物を買う時にcheckしているポイントをお話しいたしますね。

皆さんがネットショッピングやリサイクル着物を購入する際の一助になれば幸いです(^_-)-☆

 

point①<身丈>

サイズは重要。

洋服でもそうであるように、ご自身のサイズを知っておくのが大前提。

表記の着物の身丈は、背中心で計っているか?肩から計っているか?

肩から計っている場合は、背中心で計った場合よりも数センチ短いと覚えておくと良いでしょう。

着物の理想的な身丈は、自身の身長分です。

自分の身長分の着物を肩からのせて着ると、肩から頭のてっぺんまでの分が余り、その分がおはしよりになる。

ということですので、おはしよりを短くする、腰ひもを下目にするなどの着方の工夫で

身長より5㎝から10㎝くらい短い身丈のものでも、充分着られることになります。

長いものに関しては、腰ひもを上目に結ぶ、おはしよりがたっぷり余った分は補正にしちゃうなどで対応できますよ。

 

point②<裄-ゆき>

裄というのは腕の長さ。

人の身体では、首の後ろのつけ根のグリグリから肩を経由して手首のグリグリまでを計ります。

七分袖(?)の着物は、ツンツクテン感があまり美しくないかも。。

洋服と合わせて着るなどするのであれば問題ないでしょう。

 

身丈も裄も、サイズを直して着ることは可能ですが、昔の反物は幅が狭いものも多いので

「縫い込み」がどれだけあるかもチェックしたいところです。

縫い込みとはー着物は生地を最大限に活かして仕立てられます。

余分な縫い代を切らずに縫い代の中に入れ込んで縫われるので、縫い込みの量によってはサイズを大きく仕立て直すことも可能です。

 

point③<後ろ幅>

着物の身頃は、前部分が「前巾+おくみ」×2枚に、後ろ部分が「後ろ幅 ×2」から成っています。

おくみ巾は約15㎝とほぼ決まりものなので、前幅と後ろ幅でヒップに合わせていくことになります。

目安ですが、

ヒップ90㎝までだと前幅23㎝弱、後ろ幅28㎝強。

ヒップ100㎝までだと前幅24・25㎝、後ろ幅29・30㎝。

このくらいが許容範囲ですね。

誂えのジャストマイサイズのようには行きませんが着方で調整できるといいですね。

 

 

point④<素材>

正絹(絹100%)なのか、化繊(ポリエステルなど)で自分で簡単に洗えるものなのか。

化繊も時代によって、触感などが違います。

紬、ちりめん、綸子などの違いによっても、柄の出方や光り具合が変わり、イメージが違ってきます。

ここまでの表記をしていることはあまりないので、写真で判断するか質問してみるのが良いでしょう。

 

point⑤<状態>

シミや汚れなどがあるか。あるとしたら、どの部分にどの程度のものなのか。

場所によっては着用時に隠れて気にならないものもあります。

また、柄と同化してわからないものもありますので、写真でしっかりチェック。

 

point⑥<帯の仕立て方>

仕立て済みなのか未仕立てなのか。

名古屋帯は地方によってお腹に巻く部分が半分に縫われていることがあります。

私は、幅出し(帯幅を半分より広く)して着たいので、この仕立て方のものはNGです。

”開き名古屋”または”松葉仕立て”(手先の部分だけ半分に縫われている)のものを選んでいます。

 

point⑦<帯の長さ>

袋帯だと短ければ、二重太鼓にならず一重太鼓で ということも出来ますが、名古屋帯だと長さによっては結びづらいことになります。

自分が出来る結び方には、どれくらいの長さが必要なのかを知っておくと良いです。

昔の帯は長さが短いものが多いです。

短くて結びづらい帯は、見えないひと巻き目の部分に生地を足して長さを出すという手もありますが、購入時に長さのチェックはしておきましょう。

 

point⑧<価格>

価格の高い・安いという感覚は人それぞれ。

(プロからすると相場があって、この品でこの価格は、、という感覚が出てきますが)

サイズや汚れなどの状態を鑑みて、納得の価格かどうかをご自身で見極めることは大切です。

後悔しないように!

購入後、お手入れやサイズ直しなど加工するのか?

そうなるとトータルでいくらの着物になるのか?

そこまで手をかけお金をかけても着たいものか? など、冷静に(笑)考えてからポチっと。

 

以上、8つの項目でお話しました。

サイズや汚れなど全ての点において、自分の許容範囲を設定しておくのも良いかと思います。

裄のサイズは譲れないけど身丈は多少短くても とか

袖の汚れは多めに見れても上前の汚れは絶対にイヤ とか

長さは短いけど柄が気に入ったので何としても入手したい とか

 

アンティーク着物などは、生地が弱くなっていてサイズ直しに耐えられない場合もあります。

着方で調整するなどアレンジテクニックがあるといいですね。

 

そもそも

着物というもの自体、着方で表情を演出する着る物なので

そこを踏まえておくと楽しみ方の幅が広がって、もっともっと着物の魅力にハマることができますよ( *´艸`)

 

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