札幌市内で良き職人さんに出会いました。
男物の羽織を創ろうという企みをもった今年の初め
黒の片身代わりに仕立てた大島紬に合わせるべく、色や柄を考えていました。
タイミングよく、Instagramでみつけた
友禅作家さんの投稿 ”男物羽裏のオーダー”
「これだー!」とさっそくコンタクトをとり依頼
このデザインや作家さんのお話は、また機会を改めてお話させていただきますね(^_-)
その後、ヤフオクを観ていて、良い色柄の女物の仕立て上がりの着物を落札!
しつけ付きの未使用☆彡
しかもお値段¥3000せず(笑)
その着物を、いつも丸洗いなどお手入れをお願いしている呉服店へ持ち込み
洗い張りをお願いした。
店長さんの”洗い”へのこだわりを信頼して、ここを利用していた。
羽裏も仕上がり、洗い張りも上がってきたので
いよいよ仕立て。
いつもの和裁師さんにお願いすると、訳あって受けられないと、、、
新たなる和裁師さんとの出会いも求めていたので、良い機会だと色々探してみる
そこで遭遇したのが、こちら「三ツ屋染舖」さん
染めやお手入れ専門でやられているようで、電話で仕立てをお願いできるかも確認し伺った
長く営業されているお店で、ご主人のこだわりに感動!
2時間も居座り(笑)業界のことやら色んなお話を聞かせていただきました。
しかも、お仕立てをしてくれるのは奥様
実際にお会いして、目の前で生地が足りるかなど採寸などしてくれて
そうです!これなんですよ!!
仕立てる方のお顔が見える安心感(#^.^#)
そして
洗い張りはしているから良いと思っていたのですが、手触りなど確認していただき
ご主人の話に感銘したのもあり湯通しをお願いしました。
すると(;'∀') こちらの ↓ ブログのようなことになっていたのです
驚き~ぃ 衝撃~ぃ
https://blog.goo.ne.jp/toyo32892/e/87723cd99a2c298092610d907cf6ad72
(画像をクリックで三ツ屋さんのブログにリンクします)
是非読んでみてください。
餅は餅屋 悉皆は悉皆屋さん
こういう技術が続いていくことを願います。
反面、やはりお金がかかること、手間もお金もかかるでは
着物離れが加速することも現実
私は、常々 リーズナブルに着物を楽しむことをご提案していますが
悩みながら、どうしたってこういう技術に頼らざるを得ないことも理解しています。
だから、無くなられては困ります。
そうですねぇ
こればかりの世界ではないことも知っていただきたい!
使い分けをして楽しむのが良きと思います。
こだわりの着物には、少しお金をかけて大切に着る
気軽に着て楽しむ着物は、リーズナブルに、、、
その使い分け方、
どういうものをどう扱ってあげるのが良いか、見極めのお手伝いもしています。
ご相談くださいませ♪
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